地元企業訪問「オープンファクトリー」 

第5回 イトモル

品質へのこだわり学び 見学で広がった視野

2026/08/17

説明に耳を傾ける中村さん㊨と恒川さん(豊川市・イトモルで)

 4日、精密プラスチック部品メーカー「イトモル」の本社工場(豊川市穂ノ原2)を訪れたのは、ともに県立豊川工科高校ロボット工学科2年の中村晃基さん(17)と恒川颯志さん(16)。「機械加工に関心がある」と興味深そうだ。

 1970年創業の同社は県内外に拠点を置き、中国など海外にも進出。自動車を中心に小物精密プラスチック複合部品の製造、販売を手がけている。

 2人は会社説明を聞いた後、工場でプラスチック部品のもとになる粒状のペレットを熱で溶かし、金型に流し入れる工程などを見て回った。部品は最大でも手にのる小ささで、1000分の1ミリ単位の精度が要求される。係長の中田成紀さんは「不良品は命に関わる。品質へのこだわりが重要」と話した。

 中村さんは「ワイヤーや電気を使った加工は普段見られないので視野が広がった」、恒川さんは「手作業のイメージがあったが、機械化が進んで人が少ないことに驚いた」と印象を語った。

 見学後、2人は「マシュマロチャレンジ」に挑戦。パスタの乾麺20本で塔を作り、頂上にマシュマロを置いて高さを競うゲームで、社員研修でも導入されている。人事部の白井彩夏さんは「作戦、実行、評価、改善はどの仕事でも大切。覚えておいてほしい」と期待を込めた。

マシュマロチャレンジに挑む2人(同)

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