豊川市民病院ロータリー死体遺棄事件/違法薬物でトラブルか 共犯者を捜査
2026/08/17
豊川市民病院のロータリーに今年4月にイラン国籍のアリレザ・シャーモラーディーさん(41)の遺体が見つかった事件について、豊川署捜査本部は14日、死体遺棄の疑いで、ブラジルとイラン国籍の男女3人を逮捕した。アリレザさんと違法薬物に関するトラブルがあったとみられる。捜査本部は共犯者がいるとみて調べている。
逮捕されたのは、イラン国籍、住所職業不祥、キャラミ・ナーデル容疑者(48)と、いずれもブラジル国籍、岐阜県可児市のイナハラ・ファビオ・マサユキ容疑者(37)、クニナリ・ジェシカ・ユミ容疑者(37)の3人。
逮捕容疑は、今年4月3日午前1時50分ごろ、他の者と共謀して同市民病院のロータリーへアリレザさんの死体を遺棄したとされる。捜査本部は3人の認否についてコメントしていない。
事件は同日午前2時30分ごろ、同病院関係者がロータリーに倒れているアリレザさんを発見して110番通報。搬送して措置を施したが間もなく死亡が確認された。
遺体には何らかの凶器を使ったとみられる外傷が全身にあった。県警は傷害致死と死体遺棄事件とみて捜査本部を同署に設置していた。
その後の捜査により3人が遺棄に関わったして逮捕。キャラミ容疑者は三重県津市の店舗、イナハラ、クニナリ両容疑者は岐阜県可児市の自宅で逮捕した。
犯行に使われた車両は黒色の乗用車で、後に蒲郡市で見つかり押収された。同日午前0時30分ごろ、病院から約14㌔離れた新城市の東名高速道路「新城パーキングエリア(PA)」で、アリレザさんとみられる男性が暴行を受けて連れ去られたとの110通報が入っていた。
捜査本部は16日に容疑者3人を名古屋地検岡崎支部へ送検。共犯者を含む犯行時の役割や動機、PAのトラブルとの関連も調べている。