豊橋ブランド「女神のほほえみ」優秀金賞

あなたが選ぶ日本一おいしい米コン・ネクスト部門/さらなる高みへ販売業者ら意気込み/「幸せ感じて」子ども食堂ネットへ1トン寄付

2026/07/04

米コンテストでの受賞を長坂市長㊧に報告した渡辺代表取締役㊥と、寄付目録を手にする山口共同代表(豊橋市役所で)

 豊橋市生まれの「女神のほほえみ」が、おいしいコメとしての評価を高めている。「第19回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」のネクスト部門で優秀金賞に選ばれた。販売業者はさらなる高みを目指している。

 女神のほほえみは2012年夏、同市中原町の水田で偶然見つかったブランド米。18年1月に市内で初めて種苗法に基づき「豊橋1号」として品種登録された。一般的な米粒の約1・5倍の大きさで、程よい甘みと粘りがあり冷めてもおいしいという。

 食べ比べで審査するおいしい米コンテストの決勝は、昨年11月にコメどころ山形県庄内町であった。女神のほほえみを含め品種登録15年未満の銘柄を対象にしたネクスト部門には、70点が出品された。

 このコメを自社ブランドとして販売する米卸売業、東三河食糧(豊橋市小畷町)の渡辺智行(としゆき)代表取締役(69)らは3日、市役所に長坂尚登市長を訪ね、最優秀に次ぐ優秀金賞を報告した。賞状を披露し「本当に幸せ」と感想を述べた。長坂市長は「豊橋」を冠したコメの受賞を「本当にうれしい」と喜んだ。

 記者団の取材に渡辺さんは「日本一おいしいコメを目指したい」と今後の意気込みを語った。

 また同社は、子ども食堂を利用する子どもたちに幸せを感じてもらい、稲作に興味を持ってほしいとして、市民団体「豊橋こども食堂ネットワーク」に女神のほほえみ1トンを寄付した。3日の受賞報告に同席し、目録を受け取った同団体の山口正慶共同代表は、子ども食堂で米は必ず使う食材だとして「大切に活用したい」と謝意を示した。

 渡辺さんによると、女神のほほえみは愛知県内を中心に栽培され、年間の生産量は3000~4000俵。現在、産地を拡大しようと東北地方でも試験栽培に取り組んでいるという。

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