市内21校を対象/使用精米は266キロ
2026/07/09

有機米を味わう児童ら(新城市立新城小学校で)
新城市は、市内小中学校21校を対象に有機農法で栽培された市内の有機米を使用した学校給食を実施した。使用精米は266キロ。
市立新城小では8日、下江洋行市長をはじめ、副市長、教育長、議長、副議長、産業振興部長らが訪れ、児童らとともに有機米の給食を味わった。
下江市長は「おいしい」と舌鼓を打った。4年の杉浦慧さんは「いつもと食感が違ってふわふわ」とほおばっていた。
今回の有機米を提供したのは、市内杉山生産組合(今村勝俊組合長)。2023年に「有機米プロジェクト」を立ち上げ、いすみ市の有機米ブランドに学びながら準備を進め、昨年有機JAS認証を受けた。プロジェクト担当の白井倫啓さん(68)は「ようやく一歩を踏み出せた」とし「多くの課題を解決しつつ、地域づくり全体のブランド化による全国展開をめざしたい」と語った。
市は、農林水産省が策定したみどりの食料システム戦略及び市長マニフェストに基づき、食の安心・安全、環境負荷の低減などによる持続可能な農業の実現を目的として、有機農業や減農薬農業などの推進に取り組んでいる。また、食育の推進の一つとして、地産地消、フードマイレージの削減などの重要性を学ぶ機会とするため、学校給食への地場産物の積極的な導入を進めている。
今回の給食は、これらの取り組みの一環として行われ、今後も学期に1回実施予定だという。市は「学校給食を通して児童、生徒や保護者に有機農法を知る機会を提供していきたい」としている。