タイとインフラ・交通分野協力で覚書/直行便増便要請も
2026/07/09

愛知県とタイの覚書調印式(提供)
東南アジア3カ国を訪問するため5日に日本を出発した大村秀章愛知県知事は、タイのバンコクで同国との「インフラ・交通分野における協力に関する覚書」を締結し、中部国際空港と同国間の直行便増便を要請した。
大村知事は現地時間6日、最初の訪問国インドネシアのジャカルタでファイソル工業副大臣と会談した。県は同国に進出する県内企業を支援するインドネシアサポートデスクを設置しており、大村知事は「360件の企業からの相談を受け、意見交換会を開催した。引き続き、県内企業の活動と投資の拡大に向け支援をお願いしたい」と要望。これに対しファイソル氏は「インドネシアと愛知県はともに、自動車産業でEVに対応していく必要があり、今後も我が国に進出している日本の自動車産業を支援する」と応じた。
タイのバンコクに移動した7日は、ピパット副首相兼運輸大臣と会談し、インフラ・交通分野で相互に協力する覚書に調印した。
大村知事は「アジア競技会とアジアパラ競技会には、タイからも多くの方に来ていただきたい」と、現在週7便ある直行便の増便を求めた。ピパット氏は「愛知県には新幹線をはじめ優れたインフラ技術が多く、情報交換や連携の可能性がある」と述べ、日本からの技術協力が東南アジア全体に広がることへの期待を表明。アジア大会が地域間の交流を促進するとの認識を示し、タイ国際航空への増便要請を約束した。
夜は県主催の経済交流会を開き、同国政財界の要人や県内からの進出企業の関係者ら約250人が出席した。