書と篆刻の両方を楽しんで

豊橋市美術博物館で清泉会・砥礪印會合同教室展/「禅語」をテーマに言葉を表現

2026/09/09

作品を寄せた皆さん(豊橋市美術博物館で)

 書の「清泉会」と篆刻(てんこく)の「砥礪印會」による初めての合同教室展が8日、豊橋市今橋町の市美術博物館で始まった。「禅語」をテーマに、禅に関する好きな言葉をそれぞれが表現した。13日まで。

 会場には篆刻8点と書42点が並ぶ。このうち書では、生徒が気に入った言葉を選び、選んだ理由を添えて展示した。深川真希さんは「而今(じこん)」とのびのびとしたためた。「今この瞬間を大切にしたい」という思いを込めたという。書を始めたばかりだという岡本玲花さんは、「はじめの一歩」という気持ちを託して「一」の一文字を太く大きく書いた。初心者らしく冒険した構成になっているという。

 篆刻では、冨田真理子さんが「行雲流水」と、流麗に彫った。流れるような表現で言葉の意味をそのまま表した。

 清泉会の書展が10回目を迎えたことを記念し、合同展に発展した。関係者の1人は「書と篆刻の両方を楽しめる。ぜひ見てほしい」と話している。

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