貯水率2割超に回復

宇連ダム/豊川用水には恵みの雨

2026/09/11

宇連ダムの貯水率が2割まで回復した(10日)

 名古屋など東海地方を襲った大雨は、豊川用水には恵みの雨となった。水資源機構によると、主要な水がめである宇連ダム(新城市)では、8日午前0時に2・6%だった貯水率が、10日正午には22・2%まで回復した。

 7、8月の少雨により、宇連ダムの貯水率は一時2・1%(4日午前0時)まで低下。湖底に沈んでいた橋が再び姿を現し、枯渇が危ぶまれる状況だった。

 しかし、8日以降はダム周辺でもまとまった雨が降った。さらに東栄町や豊根村を流れる天竜川水系の2河川で流量に余裕が生じ、地下トンネルを通じたダム湖への送水が始まった。

 それでも、大島ダム(同市)や下流の調整池を含めた用水全体の貯水率は、10日午前0時現在で38・7%。平年の半分程度にとどまっており、同機構豊川用水総合管理所は「まだ予断を許さない。引き続き節水の意識を持ってもらいたい」(管理課)としている。

今月初めには貯水率が2%台だった(1日)

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