詐欺被害未然防止キャンペーンも実施/設楽署
2026/10/16

千田署長から感謝状を受け取る近藤支店長ら(東栄町本郷の豊川信用金庫東栄支店で)=提供
設楽署は15日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、東栄町本郷の豊川信用金庫東栄支店に感謝状を贈った。同支店で行われた贈呈式後、詐欺被害防止を呼びかけるキャンペーンも実施した。
千田茂署長は「金融機関は、詐欺被害防止の最後の砦です。ありがとうございました」と感謝し、近藤広志支店長と職員の永田佳子さん、國枝亜衣さんに感謝状を手渡した。3人は「詐欺の電話が増えていると実感している。お客さまの財産を守れて良かった」と話した。
署によると、高齢女性の自宅固定電話に、息子を名乗る男から「税金を払うことができない。国税局から督促状が届いた」「400万円貸してほしい」「声が出にくくて喉がおかしい」などと何度も電話があったという。
女性は「100万円なら貸してあげられる」と伝え9月24日、支店で「車を買うので、100万円下ろしたい」と申し出た。永田さんと國枝さんが対応。女性が使用用途などの詳細を説明できなかったことなどから、詐欺被害の可能性があると考え警察に通報し、詐欺被害を未然防止した。
近藤支店長は「お客さまの財産を守るのが一番重要。金融機関として、詐欺などの被害防止について今後も情報発信をしていきたい」と述べた。
千田署長も「金融機関などと協力して地域全体で詐欺被害を防いでいきたい」と語った。
式後、支店前で署員、職員らで来店者らにチラシとグッズを配り、詐欺被害防止を呼びかけた。