田原/イタリア人シェフら移住者が中学生に語る
2026/10/16

生徒たちの前で話すピエトロさん㊧=赤羽根中学校で
田原市へ移住し、イタリア料理店を営むイタリア人シェフ、オレアストロ・ピエトロさん(66)らが、市立赤羽根中学校2年生の「ふるさと学習」で講師を務め、生徒たちに自身の歩みや田原の魅力を語った。
総合学習の一環として行われた「ふるさと学習」の2回目となった今月5日、ピエトロさんとプロボディーボーダーの片山綾子さんが登壇。前回と合わせ、市内に住む5人の移住者が講師を務めた。
ピエトロさんは移住者の一人、小川史さんの質問に答える形で、子どもの頃や来日のきっかけ、移住の理由などについて日本語で語った。
1991年に来日後、神戸で料理人として仕事を重ね、その後、独立した。「不安もあったが、情熱があったから挑戦できた」と振り返った。
新型コロナウイルス禍を機に約30年続けた店をたたみ、新たな拠点を探す中で出合ったのが田原市だった。間もなく移住して1年を迎えるピエトロさんは「港や魚、野菜があって故郷と同じ。一目ぼれです。特に(田原の)シラスは素晴らしく、幸せです」と話した。
生徒たちからは多くの質問が出た。「ずっと海外で、イタリアに帰りたいと思いませんか」には「世界は面白いので今は帰るつもりはありません」と言い、「世界は面白い、楽しいです。チャンスがあれば、皆さんも世界へ」とエールを送った。