三河一帯でオープンファーム

実行委は手応え/マルシェ形式や飲食店とのコラボ料理の提供も

2022/11/22

みかんの積み放題を楽しむ親子(豊橋市豊清町で)

 開放された農場などを巡って農産物のショッピングなどを楽しむイベント「オープンファーム」(OF)が20日、東三河の一帯で開かれた。4回目の今回は最多の22の地元の生産者が参加した。中には「マルシェ」をつくって直売したり、飲食店とコラボで料理を提供したり、趣向を凝らしたアイデアが光った。主催したOF実行委員会は来場者数を集計しているが、過去最多の延べ約2800人を上回る勢いで、手ごたえを感じている。

収穫の体験に先立ち、注意事項を聞く入園者。説明するのは鈴木代表(豊橋市大村町で)

来場者は過去最多の勢いで盛況

 ■盛況
 会場の一つ、豊橋市豊清町の干し芋(いも)製造販売会社「サンアグリフーズ」には、「佐藤海苔」「おざきみかん園」「Rivermond Farm」を含む4つの生産者が参加、キッチンカー6台も加わってマルシェが誕生した。

 この日は小雨がぱらつくあいにくの天候にもかかわらず、来場者が「開店」と同時に地元のほか、西三河や隣接の浜松、名古屋、遠くは岐阜からどっと押し寄せた。サツマイモ「紅はるか」が3キロぐらい入る袋に詰め放題や、風呂敷の下に皿を敷き、みかんをのせていく積み放題に人気が集まり、格安の値段とあって飛ぶように売れていた。用意したミニトマト30パックも約30分で完売し、キッチンカーの前には行列ができるなど盛況だった。

 「みかん積み放題をやりたい」と市内大岩町から母親と一緒にやって来た小学校1年の木野内胡芭(このは)ちゃんは、「楽しかった」と声を弾ませていた。

 マルシェを企画し、生産者に直売を呼びかけたのがサンアグリフーズ広報担当の中川絢衣子さん。OFの参加は6月に続き2回目となる。「前回を超える延べ1800人前後は来た」と肌で感じ、「仲間も農産物も増やして今後も参加し、地元を元気にしたい」と意気盛んだ。

 ■収穫体験
 市内大村町の「だるまトマト農園」では、イベントで知り合った「農園そもそも」と洋食屋「キッチンイマイ」を誘い、初参加した。来場者はミニトマトの温室で収穫体験を楽しみ、収穫されたミニトマトとサツマイモ「紫いも」を加えて洋食屋とコラボで作ったホッドドッグやデザートを味わう人たちもいた。

 市内羽根井町、小学校6年の神谷優衣音(ゆいね)ちゃんと一緒に来た母の貴代さんは、「ふだんできない体験を子どもにさせてやりたかった。それができて良かった」と喜んだ。

 だるまトマトの鈴木敦士代表は「用意した収穫用のパックがなくなるほど反響は大きかった。また参加したい」と話した。

 「消費者の声を農産品づくりに生かしたい」と市内にある「リーフ」の尾崎幹憲社長が提唱し、コロナ禍の2020年にOFを開いた。これまでの3回で来場者の最多は延べ約2800人だった。

 今回、参加予定の1生産者の担当者が体調不良で参加を辞退した。OF実行委の伴和樹事務局長は「思わぬハプニングもあったが、たくさんの来場者が訪れたことに感謝している。将来的には月1回程度開催できたらと思っている」と語った。

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