見ごたえある装飾と幻想の世界

新城の鳳来館で静岡の陶美庵・溝口好晴さん/23日まで「万華鏡展」

2017/10/20

 静岡県菊川市で陶美庵を営む万華鏡作家・溝口好晴さん(68)の作品を展示販売する「万華鏡展」が19日、新城市大野の美術珈琲鳳来館で始まった。23日まで。

 8回目の開催となる同展には、溝口さんが制作した万華鏡50点と漆器60点、陶器20点が並ぶ。

 万華鏡には、水晶などを使い周りの景色を映し出すテレイドタイプ、そのままオブジェクトを入れるドライタイプ、グリセリンなどを使ったオイルタイプの3タイプがあるが、同展ではどのタイプも楽しむことができる。

 さらに、万華鏡が創り出す世界だけでなく、蒔絵・螺鈿(らでん)・彫金・木目込み・竹千筋などの 繊細な筒の装飾も見ごたえがある。

 古今和歌集シリーズとして紀友則が「ひさかたの光のどけき」と詠んだ和歌が書かれた新作もあり、筒の中には桜の花びらによる美しく幻想的な世界が広がる。

 日本の万華鏡は200年の歴史があり、これまで様々な伝統工芸の手法が用いられ、新たな技法が加えられてきた。溝口さんはさらに独自の手法を取り入れ新たな世界を創っている。

 今回は岐阜県土岐市の陶芸家浜田純理さん(69)の陶器20点、溝口さんのお弟子さんが制作した四つ葉のクローバーのペンダントなど17点も展示されている。

開催時間は午前11時~午後4時30分まで。入場無料。

2017/10/20 のニュース

新作の万華鏡を手にする溝口さん(新城市大野の鳳来館で)

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