伝統の幽玄世界にふれる

新城能楽社会長ら新城中で特別授業/鼓など演奏体験 生徒ら笑顔

2017/12/13

 新城市の「能」を通して伝統芸能や伝統音楽を学ぶ「新城の能」特別授業が12日、新城中学校(福本克司校長)で3年生71人を対象に行われた。

 同中学校区には、400年以上の歴史を持つ富永神社があり、約280年間継承されてきた能楽が素人の手によって奉納されている。

 同授業は昨年に続き2回目。3年音楽科の単元「邦楽」の中で、新城の伝統芸能「能」に親しみ、能の音楽である謡(うたい)や楽器への理解を深めることを目的に行われた。

 授業では、市無形文化財保持団体新城能楽社の鈴木崇史会長ら8人を講師に、新城の能の歴史と能「羽衣」の内容についての話、謡・楽器の説明の後、鼓や笛の演奏体験が行われた。全員で謡にも挑戦。最後に「羽衣」の実演が行われ、生徒らは歴史ある能の独特の世界を味わった。

 鼓を初めて打ったという佐野川茉帆さんは「思ったより軽く、音が出ていると言われてうれしかった」と笑顔だった。

 福本校長は「VTRとは違い、目の前で鑑賞し、実際に楽器演奏を体験しいい経験になったと思う。何より生徒が楽しんでやっていていい」と語った。

2017/12/13 のニュース

初めて鼓を打つ佐野川さん(新城市新城中学校で)

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