「歩いて暮らせるまち」へ

立地適正化計画策定で区域設定/都市機能集約化図る/豊橋市

2018/02/02

 立地適正化計画の策定作業を進める豊橋市は、電車やバスといった公共交通機関の沿線などに「歩いて暮らせるまち区域(仮称)」を設ける。都市機能の集約化を目指し、積極的に居住を誘導すべき区域を明確にする。

 1日にあった市議会建設消防委員会で、市が立地適正化計画案を説明する中で明らかにした。

 計画案では、医療・福祉・商業などの都市機能を集約する「都市機能誘導区域」に、豊橋駅周辺▽南栄駅周辺▽二川駅周辺▽井原停留場周辺▽藤沢町周辺―の計5カ所を選定し、効率的なサービスの提供を図る。

 一方、居住環境が良好な市街化区域で今後も維持すべき区域として「居住誘導区域」を設定。同区域のうち、都市機能誘導地域やJR東海道本線と豊橋鉄道渥美線各駅の半径700メートル程度、路面電車や幹線バスの停留所から同400㍍程度を「歩いて暮らせるまち区域」に定める。

 人口減少への対応を迫られる市は、従来のような市域を拡張するまちづくりから転換。ある程度の人口密度を保ちつつ住民サービスや地域コミュニティを確保しようと、都市機能を凝縮させる方向にかじを切った。駅やバス停の徒歩圏内の居住を促す同区域からは、出来るだけまちをコンパクトにしたい意図が見て取れる。

 市は今月末からのパブリックコメントと5月下旬の都市計画審議会を経て、立地適正化計画を最終決定する。

2018/02/02 のニュース

豊橋市の中心市街地

有料会員募集

東三河の家造り「住蔵」

連載コーナー

ピックアップ

東三河見ごろ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.