田原福祉グローバル専門学校で卒業式/新設日本語学科からも
2023/03/17
卒業生、修了生の42人が巣立った卒業式(田原福祉グローバル専門学校で)
田原市田原町の田原福祉グローバル専門学校は15日、同校で卒業式を開き、民営化されて初めて介護福祉学科の卒業生33人を送り出した。新設の日本語学科からも、初の卒業生5人と修了生4人が巣立った。
同校は2年前に市立から民営化され、地元の社会福祉法人福寿園が運営。介護福祉学科のほか、国内と併せ、外国人の介護人材を養成するため日本語を学べる日本語学科を昨年4月から開設している。
卒業証書などを手渡した石川祐子校長は、福祉施設などに就職する卒業生に「福祉社会を支える一員になります。笑顔で利用者さんに寄り添い、励ます存在になってください」とはなむけの言葉を送った。介護福祉学科に進学する日本語学科の卒業生らには「立派な介護福祉士になるため学びを深めてください」と激励した。
介護福祉学科の卒業生は、フィリピン、ベトナムの12人を含む男女33人。日本語学科の卒業生、修了生の9人は、全員ベトナム出身の女性。卒業生代表の竹田茉以さんは、答辞で実習などを振り返り「利用者さんの生きるを支える介護福祉士を目指します」と決意を述べた。
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