災害時の外国人対応学ぶ

日本語ボランティアスキルアップ研修/豊川市国際交流協会

2024/10/02

グループワークに臨む参加者に助言する犬飼さん

 豊川市国際交流協会は9月29日、市勤労福祉会館で日本語ボランティアスキルアップ研修を開き、20人が参加した。公益財団法人ひろしま国際センターの日本語常勤講師、犬飼康弘さんが講師を務め、災害情報を迅速で正確に外国人被災者に伝えるために提案された「やさしい日本語」について解説した。

 犬飼さんは、豊川市内ではブラジル、ベトナム、中国など英語を母国語としない外国人が多いことを背景に「やさしい日本語」の必要性を強調。「給水所」は「水をもらうことができるところ」、「引き続き地震の揺れに警戒が必要です」は「まだ地震で揺れます。危ないです。気を付けてください」と言い換えるなどの例を紹介した。

 年月日や時刻の分かりやすい表現や、実際とは発音が異なる外来語の使用にも注意することを指摘し、外国人市民から意見を聞く時間も設けられた。

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