隔年実施の市民意識調査/人口も4年連続で社会増/豊川市
2025/03/09
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豊川市が隔年で実施している市民意識調査で、旧宝飯郡との合併完了直後に比べて「満足度」が全小学校区で向上している。人口は4年連続の社会増で、東三河の自治体で最も増加率が高いことも裏付けている。
会期中の市議会定例会で早川喬俊氏(とよかわ未来)の質問に対し、市は最新となる2023年度の調査結果を報告。5段階評価の平均で示した満足度は、旧宝飯郡4町のうち最後に小坂井町と合併した直後の2011年度は0・13点だったが、23年度は0・37点にアップしたと明かした。
校区別で最も上がり幅が大きかったのは豊(0・41)で、小さかったのは千両(0・06)。旧宝飯郡4町では、最も大きかったのは長沢(0・40)で、小さかったのは萩(0・09)だった。
また「住みやすさ」に関して、「住みよい」の回答割合は上がったが、「どちらかというと住みよい」は減少。校区別で上げ幅が最も大きかったのは三蔵子で、下げ幅が大きかったのは桜町だった。23年6月の豪雨で小田渕や蔵子など桜町校区の浸水被害が大きかったことも影響しているとみられる。