地域スポーツ企画「とにすぽ」
【豊川】チーム束ねる副主将・林優翔
2025/03/09
豊川打線を引っ張る俊足巧打の林優翔
◆豊川の韋駄天
豊川打線の先頭を走る俊足巧打のリードオフマン。チームの攻撃は林優翔(新3年)から始まる。身長170センチと小柄ながら、50メートル走6・0秒の圧倒的なスピードを誇る韋駄天(いだてん)。個性派の選手たちがそろうチームを束ねる副主将も務める。春季大会の目標は打率5割、出塁率5割、全試合で盗塁を狙う。
中学時代は、愛知衣浦シニアで先輩モイセエフ・ニキータや兄・優大とともにプレー、豊川高校でも果敢な切り込み隊長として攻撃陣を引っ張る。1年生でレギュラーをつかみ、昨春のセンバツでは好投手の吉岡暖(阿南光)から2本のヒットを放つなど大舞台での強さを見せた。
今年は、春・夏を制して再び甲子園を目指す。林は「最後までチーム全員でつなぐ粘り強い野球を貫く。もう一度、このチームで甲子園の土を踏みたい」と力強く意気込んだ。