群れで暮らす動物通じ読み解く職場マネジメント/のんほいパークで参加者新しい読書体験
2025/06/14
熱心に話を聞く参加者(提供)
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で13日、「読書ワーケーション」のワークショップが行われた。参加者は、モデレーター沢渡あまね氏の著書『マネージャーの問題地図』を片手に、ゾウやカンガルーなど群れで暮らす動物たちの行動から、人間の職場における「マネジメント」を読み解いた。
「読書ワーケーション発祥の地・豊橋市」におけるキックオフイベントとして開催された。「読書ワーケーション」とは、日常から少し離れた環境で読書に集中し、思索や対話を通じて学びを深める新しいスタイルのワーケーション。自然豊かな同園の空間で、学びと交流を掛け合わせた〝新しい読書体験〟となった。
参加者は、主催の読書ワーケーション推進協議会の趣旨説明を受けた後、同園スタッフによる「ゾウとカンガルーのリーダーシップ解説」を受け、協議会メンバーの基調トークを経て、参加者同士の気づきシェアを行った。
同園の伊藤紀治公園長は「今後も新しい企画に取り組んでいきたい」と話している。