「こざかいこども園」お披露目会

豊川市から民間移管で初の保育所／地域の理解と協力に感謝

2025/06/15

「こざかいこども園」外観（豊川市伊奈町で）

　豊川市の社会福祉法人清源会（黒野昌寛理事長）が運営する市内伊奈町の幼保連携型認定こども園「こざかいこども園」のお披露目会が14日、同園で開かれ、竹本幸夫豊川市長をはじめ、小坂井地区の市議や区長など約30人が出席した。

　「こざかいこども園」は、市の公立保育所民営化事業により民間移管された初の保育所で、旧小坂井北保育園の跡地に園舎を新築。３月中旬に竣工し、４月１日に開園した。

　園舎は、２階建て鉄骨造りで、延べ床面積は１４３３・53平方㍍。建物の床レベルを道路面から１㍍以上高くし、構造体には耐震プレスを採用。受電設備等を２階に設置し、万一の災害にも備えた。

　１階は０歳から２歳までの保育室と事務室、２階は、３歳から５歳までの保育室をカギ型に配置し、遊戯室を保育室と直結させた。

　式では、理事の黒野昌康氏が、公用で出席できなかった黒野昌寛理事長に代わって地域の人たちの理解と協力に感謝し、「新たな気持ちでスタートを切りたい」とあいさつした。その上で「小坂井地区に根差したこども園としてやっていきたい」と誓った。