日本植木協会愛知県支部青年部/豊川・為当稲荷神社で緑育出前事業
2025/07/16
アジサイの挿し木を楽しむ子どもたち(為当稲荷神社で)
日本植木協会愛知県支部青年部による緑育出前事業が13日、豊川市為当町の為当稲荷神社(山本行洋宮司)であり、町内の親子ら約30人がアジサイの挿し木などを体験した。
子どもたちは境内に咲く色とりどりのアジサイを茎から切り取って集め、ハサミで不要な葉を落とし、無菌の鹿沼土を敷き詰めたプランターに挿した。これらは境内で管理した後、ある程度成長したら生け垣に植樹される。
同青年部会長で町内在住の小泉吉永さん(42)は神社の祭りを活性化させる神狐もりあげ隊のメンバーでもあり、出前事業が実現した。「子どもたちに地元への愛情を持ってもらうと同時に、植木や環境にも興味を持ってくれたらうれしい」と期待を寄せた。
同神社では2015年前から続く「為当ふるさとの森愛護会」による整備事業で約1500株のアジサイが植えられ、この日は会員らによるせん定も行われた。