豊橋鉄道が市内線開業100周年記念イベント
2025/07/16
お披露目されたヘッドマーク(市内線赤岩口車庫で)
14日の市内線(市電)開業100周年を迎え豊橋鉄道は13日、市内井原の市内線赤岩口車庫で記念イベントを開いた。多くの鉄道ファンや親子連れが集まりにぎわった。
この日は、100周年の記念ヘッドマークを付けた低床車両「ほっトラム」の出発式があった。岩ヶ谷光晴代表取締役が「市内線が100年間営業を続けてこられたのは、沿線住民やとよはし市電を愛する会、市の関係者など多くの方々のおかげ」と感謝した。
そのうえでこれまでの市電の歩みを振り返り、「空襲で全線不通になっても3カ月で復興し市民に勇気を与えたと伝えられる」と語った。「これからも愛される市電であり続けながら、安全、安心、安定した移動を提供したい」と結んだ。
この後、小学生らによってヘッドマークが除幕され、「出発」の掛け声とともに車両が走り出した。
会場では市内線の部品の販売や運転士体験、撮影会などの催しもあった。