田島麻衣子候補(立民・現)/「国連の経験が国政に役立つ」/多忙な日々も子どもの笑顔で疲れ吹き飛ぶ
2025/07/16
モットーは「現場主義」と話す田島候補(名古屋市内で)
猛暑の昨年夏、空調整備のない車両を整備する従業員の現場を見学し、職場の熱中症対策が必要と痛感。厚生労働省に要望書を出し、何度も国会で質問した。その結果、対策を義務化した労働安全衛生規則の一部が改正され、6月の施行につながった。
児童虐待の件数が過去最多と厚労省が出した統計で、「性的な暴力」の数が少なく、現実とかい離していると思い国会で追及したことが、全国調査に発展した。
「現場主義」がモットー。参院議員になる前の13年間、国連世界食糧計画職員としてアンゴラの難民キャンプをはじめとするアフリカや東南アジアを中心に働いた。「現場を踏み、確かめてきた国連での経験が国政に役立っている」。
それだけでなく、思わぬところに「効果」も。野菜嫌いの小学校3年の長男に難民キャンプの写真を見せて「好き嫌いを言っていられないよ」と諭すと黙って野菜を食べるという。
愛知の良さは、歴史と名古屋めし。犬山城の城下町を歩いてすてきと感じる。みそかつ、あんかけスパゲティは名古屋の魅力の一つ。子育てとの忙しい日々だが、子どもの笑顔を見ると疲れも吹き飛ぶ。※おわり