地域スポーツ企画「とにすぽ」
2025/10/21
指名が期待される松井蓮太朗
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は、23日に東京都内で実施される。志望届の提出期限を迎え、高校生124人と大学生176人が提出した。東三河勢では、松井蓮太朗(豊橋中央)と中西浩平(豊川)の高校生2人がプロ野球への挑戦を表明、球児たちの運命を左右するドラフト会議がまもなく始まる。
◆頼れる女房役
東三河地区では1975年の国府以来50年ぶり、豊橋勢で1951年の豊橋商以来74年ぶり、豊橋中央は2003年の創部から春・夏通じて初めて悲願の甲子園出場を決めた。チームの中心にいたのが女房役の松井蓮太朗捕手。先輩の谷川原健太(ソフトバンク)や中川拓真(東京ヤクルト)、星野真生(中日)に続いて同校4人目の指名が期待されている。
松井捕手は豊橋市出身、向山ビクトリーや愛知豊橋ボーイズで活躍。身長177センチで体重80キロ、右投左打、強肩巧打の頼れる捕手。チャンスで勝負強い打撃が持ち味。チームを束ねる統率力、試合の流れを読む観察眼を武器に強気な配球で投手陣を引っ張る。
入学当初から頭角を現してメンバー入り。2年生の夏は右足を骨折して準々決勝敗退。今夏はアントニオ猪木さんで人気の幼なじみのエース髙橋大喜地とバッテリーを組み、私学四強を連破して甲子園切符を獲得、大舞台で2安打を放った。