「差別的」と抗議文

立民・古賀議員の自衛隊発言で豊川市議有志/市民からも「理解できない」

2026/06/29

隊員は市の総合防災訓練にも毎年参加している

 豊川市議有志一同が、立憲民主党の古賀千景参院議員(59)による自衛隊に関する発言を「差別的と受け取れる」として、同党の水岡俊一代表と古賀氏に抗議文を発出した。配慮の欠ける失言に、陸上自衛隊豊川駐屯地がある豊川の市民からも怒りの声が上がっている。

 古賀氏は15日の決算委員会で「教え子が多く自衛隊にいる。苦しんでいる。自衛隊に行く子どもたちは経済的に厳しい。豊かな子どもたちは自衛隊になりませんよ」と発言。すぐに撤回、謝罪したものの、世間から批判が殺到し、2日後に立民党から厳重注意処分が下された。

 元教員の古賀氏の発言に、豊川市議有志は「教育に携わってきた方の発言とは到底思えない、非常に偏った考えであり、自衛隊員をはじめご家族の方々のお気持ちを考えると心が痛む」としている。

 また、立民党が基本政策に「人権を尊重した自由な社会」「人を大切にした幸福を実感できる経済」などを掲げている点に「古賀議員の発言は人権や人を大切にする考え、また日本国憲法で保障されている職業選択の自由に抵触する」と指摘している。

 陸上自衛隊豊川駐屯地の隊員らも、他国からの武力攻撃などから国民を守ることを最重要責務とし、災害時には人命救助や生活支援にも励んでおり、議員有志は「この三河地域に駐屯地があることは、そこに住む人々の暮らしに安心感を与えてくれる」と強調する。

 抗議文では、古賀氏に自衛隊員や家族、関係者へ真摯(しんし)に謝罪すること、自身の発言に対して教育者としての見解を述べること、水岡代表には古賀氏への処分を再検討することを求めている。抗議文の発出には最大会派とよかわ未来の20人全員をはじめ、清廉の会2人、1人会派(東風会)が賛同している。

 市内在住で、友人の夫が自衛隊員という40代女性は「経済的に厳しい人が隊員になるという考えが理解できない。国民の安全や生活のために頑張ってくれているのに」と憤る。

陸上自衛隊豊川駐屯地の隊員ら

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