児童ら火縄銃持ち歴史体験

新城/コロナ禍で「共育 チャレンジ教室」

2021/05/16

 新城市立東郷西小学校(児童数262人)で15日、コロナ禍で昨年度実施できなかったPTA行事「共育チャレンジ教室」が開かれた。コロナ感染対策に配慮し児童だけが参加。スポーツや歴史、タブレット活用など9講座で知識を深めた。

スポーツや生物など9講座で知識深める

 このうち、設楽原歴史資料館の湯浅大司館長が講師の6年生対象講座「歴史を知ろう~長篠・設楽原の戦い~」では、児童らが4キロの火縄銃を実際に持って構える体験があった。繁田悠智君(11)は「初めて持った銃は重かった。すごい戦いだったことがわかった」と感想を述べた。ほか、講話やVTRで、火縄銃や三段撃ち、武田軍、鈴木金七郎などについて学んだ。

 湯浅館長は「消毒しながら順に銃を手にしてもらった。記憶に残ると思う。歴史に興味を持ち、好きになるきっかけになればうれしい」と話す。

 ダンゴムシの生態を探る講座を担当した鳳来寺山自然科学博物館の西村拓真学芸員は「人気の観察会もコロナですべて中止。こうした場をいただきありがたいし、子どもたちの姿を見て、やりがいを感じることができた」と感謝していた。

 今泉浩和校長は「コロナ禍は、盛大に行い負担も大きかったこの企画をゼロベースで見直すきっかけになった。今後も新しい形でのチャレンジ教室を続けていきたい」と今後への意欲を述べた。

 チャレンジ教室は、2002年から講座内容を変えながら毎年行われてきた。専門的な知識や技術をもった市内の講師に、木工、実験、ヨガなど20ほどの多様な講座を設け、親子だけでなく家族も一緒に楽しみ、交流する機会としていた。

 各家庭一人に制限された参観者らは、検温消毒の上マスクを着用し静かに参観していた。

2021/05/16 のニュース

湯浅館長の指導で火縄銃を手にする児童(新城市立東郷西小学校で)

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