生産者の拠点化進み来場者も増

3年目迎えるオープンファーム/20日に東三河一帯で第4回目開催/キッチンカーや飲食店とのコラボも

2022/11/15

オープンファームの開催をPRする伴事務局長(豊橋市内で)

 開放された農場を巡って農産物のショッピングなどを楽しむイベント「オープンファーム」(OF)がコロナ禍で始まってから3年目を迎え、人気が高まっている。生産者の拠点化が進み、来場者は回を重ねるごとに増えている。キッチンカーや飲食店とのコラボで参加するところも。4回目は20日、東三河一帯で開かれるが、主催する豊橋市のOF実行委員会は「家族で満喫してもらえれば」と来場を呼びかけている。

 ■着実に増加
 「生産者は消費者の声に耳を傾け、よりよい農産品づくりに生かしたい」―。
 豊橋市細谷町でコチョウランの生産、販売する「リーフ」社長で、実行委の尾崎幹憲委員長が呼びかけ、2020年に初めてOFを開いた。コロナの感染者が増え始めた時期だった。

 市内のほか、尾崎社長の知り合いである武豊町や大阪府などから2府県の10の生産者が参加。各農場で農産物の販売や花の育て方の講習会などを開き、延べ約800人が来場した。

 しかし、2回目はコロナに伴う県の緊急事態宣言を受けて延期に追い込まれたものの、その後、初回とほぼ同じ顔ぶれの11の生産者が参加して開催。来場者は延べ約1400人と増えた。

 今年6月の3回目は5県から25の生産者が参加、来場者も延べ約2800人とともに前回の倍以上に増えた。コロナの規制が緩和されたことでこれまでの実績を踏まえ、参加する生産者が多くなり、数農場が1カ所に固まって参加する拠点ができ、イベントを盛り上げるキッチンカーも登場した。

 ■初は8生産者
 今回の4回目は東三河では最多の23の生産者が参加、さらに拠点化が進んだ。ただ、県外の生産者はこれまで集客が少なかったことで断念したとみられる。

 このうち4の生産者が豊橋市豊清町の干し芋(いも)製造販売会社に集まる。干し芋の販売のほか、焼きのりと味のりや減塩栽培で育てた温州みかん、完熟と高濃度のミニトマトを売る。カレーやラーメン、ビビンバ、だし巻き、フルーツサンドなどを販売するキッチンカーもやって来る。

 大村町では同じ敷地内でミニトマト農家とサツマイモ農家の直売と収穫体験も。飲食店とのコラボ料理も披露される。

 市内細谷校区や旧渥美町(田原市)で各4の生産者、豊川市で3の生産者が参加するほか、8の生産者が初めて参加する。

 これまでにOFの来場者はアンケートで一日平均して3、4の農場を巡っていることがわかっている。実行委の伴和樹事務局長は「地域にたくさんの拠点ができたことで消費者は回りやすくなったと思う。ぜひ楽しんでもらいたい」と話した。

 当日は午前10時から午後4時までで、各農場で見学が行われる。無料。問い合わせはinfo@openfarm.jp。

オープンファームの開催を呼びかけるチラシ

東三河の23生産者参加/20日のオープンファームで過去最多

 20日、開かれる好評の農業イベント「オープンファーム」(OF)には、東三河で過去最多の23の生産者が参加し、事前から盛り上がりをみせている。前回と比べ、全体で2の生産者が減ったものの、この地域で6生産者が増えた。

参加する生産者と開催場所は次の通り

 翆茗園岡本製茶(豊橋市東細谷町)▽苺香農園(同)▽リーフ、フェニックス楽市(いずれも市内細谷町)▽河合農園(市内杉山町)▽めぐりとまと(市内小島町)▽南国ちゃたんたにくった(市内東七根町)▽だるまトマト農園、農園そもそも(いずれも市内大村町)▽パンジー屋豊橋店(同)▽サンアグリフーズ、佐藤海苔、おざきみかん園、Rivermond Farm(いずれも市内豊清町)▽あおば農園(豊川市)▽榊原薔薇園(豊川市行明町)▽Hatake the Niwa(市内平井町)▽IRAGOブルーベリー(田原市中山町)▽ジャパン・アグリ・ベンチャー・ユニット(市内和地町)▽花名人・渡会理史さん(市内堀切町)▽小川農園(同)▽山崎水産(豊橋市野依町)▽山本園芸 コレクターズ(市内植田町)

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