地域スポーツ企画「とにすぽ」　

ジュニア五輪出場権獲得　　　　　　

接戦で勝負強さを発揮

2025/09/08

羽田野晴加が全中陸上を経て大きく成長した

　◆全国切符つかむ
　悔し涙で終わった全中陸上から約２週間、８月30日にパロマ瑞穂北陸上競技場で第46回愛知県ジュニアオリンピック陸上競技大会が行われた。今大会は、10月中旬に三重県で開催されるＪＯＣジュニアオリンピックカップ第56回Ｕ16陸上競技大会の愛知県代表を決める選考会に位置付けられる。

　全国レベルの精鋭たちが集まる重要なレース、羽田野晴加は女子１０００㍍で２分57秒22の好タイムを記録。全中陸上の疲れを感じさせない快走、１位で全国切符を手にした。

　レースは、出場選手が多くてなかなか前方に出ることができず、後方からのスタート。道中はトップを追走する我慢の展開、残り１周で前が開けて進むべき道筋に光が差し、最後は接戦の末に２位と０・51秒差ながら見事に優勝を決めた。