地域スポーツ企画「とにすぽ」
豊川高水泳部/小島夢貴と松山育が見据える未来
2025/02/24
小島夢貴が世界へ羽ばたく
昨夏のインターハイで8年ぶり4回目男女総合優勝に輝いた豊川高校水泳部。日本代表でジュニアパンパシフィック選手権に出場した西川我咲主将(3年)を欠きながら、男子は2位以下に大差をつけて8年ぶり6回目の日本一を達成、その中心にいたのが小島夢貴と松山育(ともに1年)だった。
◆世界へ挑戦
小島夢貴は、全中水泳の400メートル個人メドレーを大会新記録で優勝、200㍍個人メドレーでも優勝し、期待の逸材として鳴り物入りで豊川高校に進学した。
自身初のインターハイでは、200メートル個人メドレーと400メートル個人メドレーで2冠、4×100メートルと4×200メートルのフリーリレーでも圧倒的な力を見せてタイトルを総ナメにした。
今年も目標は、まず3月20日から東京都で開かれる日本選手権で派遣標準記録を突破し、8月中旬に開催される世界ジュニア選手権で優勝すること。
400㍍個人メドレーで4分13秒台(自己記録4分15秒20)を出し、偉大な先輩・西川我咲(4分10秒91)に近づくこと。
小島は「泳ぎのテンポやリズムなどまだまだ課題はある。自分の力がどこまで通用するか、全力で世界に挑戦したい。すべての力を出し切りたい」と話した。