豊川高生徒有志と羽田野雲母工業/連携してフェイスパウダー開発/来月からCF活用しPRへ
2025/02/24
化粧品開発に取り組んだメンバー(豊川高校で)
豊川市末広通の私立豊川高校の生徒有志7人が市内伊奈町の羽田野雲母工業(羽田野尚輝代表)と連携して商品開発に取り組んだ化粧品が完成し、20日、報道関係者にお披露目した。
完成した商品は若年層を対象にしたフェイスパウダー「美Kira(キラ)」。
波田野雲母工業の天然由来成分のマイカを90%使用した低刺激のパウダー。ピンクゴールドをベースにしたパッケージの制作や若年層が購入しやすい価格設定なども生徒たちで行った。
参加メンバーは、辻ひまりさん、澁谷香帆さん、内山天音さん、舟橋叶恩さん、山田結生さん、仲柴結生さん、渡辺琉里さんの7人。
山田さん、仲柴さん、舟橋さんは、「商品開発の大変さを経験し、モノの見方が変わった」と話した。
辻さんは、「アイデアの重要性」を、澁谷さんは「意見をいうことの大切さ」を学んだと話し、内山さんは、「『美Kira』を多くの人に好きになってもらいたい」と願った。
豊川高校では、実学の機会として、長年、豊川信用金庫のビジネスアイデアコンクールに参加してきた。コンクールは一昨年で終了したが、羽田野雲母工業と商品開発を進めていた7人はプロジェクト学習として続け、完成させた。
今後は、羽田野雲母工業が、クラウドファンディング(CF)を活用してPRしていく。CFは3月1日から開始される。