地域スポーツ企画「とにすぽ」
国内屈指スピード武器に自己新目指す
2025/02/24
◆打倒ライバル
2023年、全中水泳の男子50メートル自由形で、当時の日本中学記録を更新するなど、国内屈指の圧倒的なスピードを誇ったのが松山育だ。
豊川高校に進学後もその速さは健在。昨夏のインターハイでは、1年生ながら50メートル自由形5位、100メートル自由形は高校新で優勝した村佐達也(中京大中京)に迫る2位、フリーリレー2冠に輝いた。
今年は、100メートル自由形で48秒台を目指す。約1カ月後に迫った日本選手権では、予選から自己ベスト更新を目標に世界ジュニア選手権の切符へ挑戦する。
松山が自身の「ライバル」に挙げたのは、札幌大谷高校の黒田一瑳(2年)。昨夏はジュニアパンパシフィック選手権に日本代表で出場、今年は大舞台での直接対決で勝利を狙う。