広田沙久良候補(維新・新)/「同じ境遇の人たちの背中押す存在に」/シングルマザーの経験生かし
2025/07/13
国政を目指すきっかけを話す広田候補(名古屋市内で)
「選挙に興味がなかったわけではありません。無関心でもありません。ただ、どの政党が何ら政権を取っても政治は変わらない」。党から公認候補の話を勧められるまでは、そう思っていた。
ところが、びっくりした。調べたら本当に公約を守り実行に移す「有言実行の党」であるとわかり、「仲間に入れてほしい」とお願いし国政を志すと決意をした。
2つの高校を中退した後、たまたまテレビで見た女子プロレスの試合に魅了され、17歳の時にプロレスの門をたたいた。その後、ほぼ30年、「観客に笑顔を」をモットーにプロレスラーとして活動を続けている。
この間、結婚し不妊治療の末、念願の男女の双子の子どもを出産した。つらい離婚も経験した。今では子どもも小学校3年生。リングを下りれば自宅に戻り、子育てに励むどこにでもいるお母さんだ。
「こうしたシングルマザーの経験を基に生活の苦しさや育児の大変さなど同じ境遇の人たちの背中を押す存在になりたいと思っている」。
スタジオジブリの作品やアニメの「スペースコブラ」 「シティーハンター」のが見るのが楽しみだそうだ。