メディア、生活、つれづれと
2026/07/06

ご機嫌な様子のヨウム
「ピーッピーッ」―。ある日の朝、家中に響き渡った警報音。音量としてはサイレンに近いといっても過言ではありません。眠い目をこすって音の発信源に行と、そこにはヨウムがいました。
やんごとなき事情で、一時的に世話をすることになったヨウム。生態をまったく知らなかったので、いろいろ調べてみると、鳴き声は、森にいる仲間とコミュニケーションのためらしいと分かりました。だいたい朝と夕方に発します。鳴き声の大きさから、鳥かごを覆う「防音枠」を作ったという方のブログも発見しました。
しばらく過ごすと、人が見えなくなると鳴くと気づきました。これについても、ある飼い主さんは「鳴けば相手してくれると学習してしまう」というアドバイスをホームページにアップされていました。
ただ、ウチのヨウムとしては、いつもの飼い主が急にいなくなって、住む場所も変わり、不安なのかなと。そこで、日中は人のいるリビングに連れてくることにしました。すると、その間は鳴き声がやんだのです。
世話する中で困ったと感じたのはこの鳴き声くらい。あとは人の動きにあわせてダンスしたり、声まねしたりと、こちらに反応してくれるのが楽しくなりました。
一方、元飼い主の状況も踏まえ、新しい飼い主探しも代わりにすすめることになりました。手探りではありましたが、声を上げ続けたら、ご縁がつながったのです。
■サイ・リィ=エッセイスト、心理カウンセラー。メディア業界に四半世紀以上在籍。プライベートは不思議なこと、想像を超えることが起きて奮闘中。豊橋市に数年在住経験あり。